ヴィンテージ コルネット F.E.Olds Special 1959年頃製造

20年ほど前に、アメリカから取り寄せたコルネット「F.E. Olds "Special”」です。 製造年は1959年頃で、シリアルナンバーは332196。 元の持ち主は、アメリカのジャズトランペッターでした。 当時、私はトランペットが吹けなかったため、購入後10回程度練習しましたが、結局音が鳴らず、諦めました。 F.E. Olds "Special"モデルは、スチューデントモデル（学習者向け）ながら、しっかりとした作りで吹きやすく、音に芯があり、Oldsらしい温かみのある音質でジャズやブラスバンドに適しています。 また、ラッカー剥がれやサビはありますが、音は知人に吹いてもらったところ、しっかり鳴りました。 以下、商品説明です。 【基本情報】 ブランド: F.E. Olds & Son モデル: Special 製造年: 1959年頃（シリアルナンバー 332196） 製造地: Fullerton, California, USA 材質: ベル: 真鍮（ブラス）＋ニッケルシルバーリム バルブケーシング: ニッケルシルバー 主管 & 抜差管: 真鍮 仕上げ: ラッカー仕上げ（現在は経年劣化あり） 【F.E.Old社について】 1908年設立。トロンボーンやトランペットで有名になったアメリカの金管楽器メーカー。 1950年代はOldsの黄金時代で、"Super" "Recording" "Ambassador" "Special" などのモデルが特に人気だった。 この”Special" は、Olds社のFullerton工場で製造していた時期のもの。 【特徴】 ●明るく豊かな音色 　スチューデントモデル（学習者向け）ながら、しっかりとした作りで音に芯があり、吹きやすい。Oldsらしい温かみのある音質で、ジャズやブラスバンドに適している。 ●堅牢な作り（耐久性が高い） 　ニッケルシルバーのベルリム（ベルの先端の縁）が補強されており、丈夫で変形しにくい。Oldsの楽器は、50年以上経っても吹けるものが多く、レストアすれば今でも十分演奏可能。 ●ピストン（バルブ）アクションの良さ 　当時のOldsのバルブは、非常にスムーズな動作で定評があった。ニッケルシルバー製のバルブケーシングは耐久性があり、メンテナンス次第で長期間使用可能。